用途ごとにフォルダを分けたら、次に面倒になったのが毎回の起動でした。フォルダに移動して、claude と打って、前の会話に戻りたければオプションを付けて……。そこで、番号を選ぶだけで起動できる「起動メニュー」を Claude に作ってもらいました。あわせて、入力欄で改行する方法も整えています。
なぜ起動メニューがほしいのか
Claude Code は、起動したフォルダで働きます。フォルダを用途で分けたので、起動のたびに「どのフォルダか」を選ぶ必要があります。
cd C:\GenerativeAi\Research
claude --continue
毎回これを打つのは手間ですし、初心者にはオプションも覚えにくいものです。番号で選べれば、迷いません。
できあがった起動メニュー
VS Code のターミナルで claude とだけ打つと、次のメニューが出ます。
何をしますか?
0. 前回の続き
1. 仕事 → Work
2. 生成AIの研究 → Research
3. 発信の下書き → Publish
4. 情報収集 → News
5. お試し・質問 → Claude
6. 設定の変更 → Setting
7. 全体(TOP フォルダ) → C:\GenerativeAi
1〜7 を選ぶと、続けてもう1つ聞かれます。
1. 新しく始める(Enter だけでもこれ)
2. 前回の続き
3. 過去の会話から選ぶ
- 0. 前回の続き:最後に会話したフォルダを探して、その会話を再開します。どのフォルダで作業していたか忘れても大丈夫です。
- 2. 前回の続き:選んだフォルダの、最後の会話を再開します(
claude --continueと同じ)。 - 3. 過去の会話から選ぶ:そのフォルダの会話の一覧から選びます(
claude --resumeと同じ)。
claude --help のように後ろに何か付けたときは、メニューを出さずに、いつもの Claude Code がそのまま動きます。
モデルは Sonnet で起動する
メニューから起動すると、どの項目も Sonnet で起動するようにしています。普段の作業は Sonnet で十分で、利用上限の減りもゆるやかだからです。難しい作業のときだけ、起動後に /model で Opus に切り替えます。
注意点が1つあります。/model でモデルを選ぶと、次回以降の既定のモデルも書き換わります。メニューは毎回 Sonnet を指定して起動するので、書き換わっていても影響を受けません。
コピペで頼む
Claude Code を起動して、次の指示文を貼り付けます。フォルダ名は、自分の環境に合わせて書き換えてください。
Claude Code の起動メニューを作ってください。
やりたいこと:
- VS Code のターミナルで claude とだけ打つと、番号で選ぶメニューが出る
- claude --help のように後ろに何か付けたときは、いつもの claude がそのまま動く
メニューの内容:
0. 前回の続き(最後に会話したフォルダを探して、その会話を再開)
1. 仕事 → C:\GenerativeAi\Work
2. 生成AIの研究 → C:\GenerativeAi\Research
3. 発信の下書き → C:\GenerativeAi\Publish
4. 情報収集 → C:\GenerativeAi\News
5. お試し・質問 → C:\GenerativeAi\Claude
6. 設定の変更 → C:\GenerativeAi\Setting
7. 全体 → C:\GenerativeAi
1〜7 を選んだら「1. 新しく始める(Enter だけでもこれ) 2. 前回の続き 3. 過去の会話から選ぶ」を聞く。
条件:
- どの項目も --model sonnet を付けて起動する
- スクリプトは C:\GenerativeAi\Setting に置く
- 日本語を含む PowerShell スクリプトは、UTF-8(BOM 付き)で保存する
- 書き換える設定ファイルは、先に .bak でバックアップを取る
最後に、構文エラーがないか確認して、使い方を教えてください。
「UTF-8(BOM 付き)で保存する」は、前回の記事と同じ文字化け対策です。Windows に標準で入っている PowerShell は、BOM(ファイルの先頭に付ける目印)がないと日本語を読み違えます。メニューは日本語を表示するので、英数字だけで書くわけにはいきません。そこで BOM を付けて保存します。
入力欄で改行する
Claude Code の入力欄で Enter を押すと、そのまま送信されます。指示文を何行かに分けて書きたいときは、改行の方法を知っておく必要があります。
| 方法 | 使える場所 |
|---|---|
| Ctrl+J | どこでも(設定不要) |
| \ を打ってから Enter | どこでも(設定不要) |
| Shift+Enter | Windows Terminal は設定不要。VS Code のターミナルは、最初に1回 /terminal-setup を実行する |
| 貼り付け | 複数行の文章は、そのまま貼り付けられる |
私は普段 Shift+Enter を使っています。ほかのチャットと同じ操作で改行できるので、迷いません。
覚えておくと便利な操作
| 操作 | できること |
|---|---|
/resume | 起動したあとで、過去の会話の一覧から選ぶ(同じフォルダの会話だけ) |
/model | モデルを切り替える |
/usage | 利用上限を詳しく確認する |
| Shift+Tab | ファイル編集の確認を省くモードに切り替える(もう一度押すと戻る) |
入力欄に「resume」とだけ打っても、会話には戻れません。普通のメッセージとして送られてしまいます。先頭の / を忘れないようにしましょう。
使ってみて
- 起動で迷わなくなった。番号を選ぶだけで、その作業向けの Claude が立ち上がる。
- 「0. 前回の続き」が一番便利。昨日の続きを、フォルダを思い出さずに始められる。
- 使いすぎを防げる。いつも Sonnet で始まるので、利用上限が減りにくい。
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