WordPress の REST API とアプリケーションパスワードで、Claude Code から記事を下書きとして送る手順をまとめます。実際に試して、止まった操作もあったので、その違いも書きます。
まとめ:Claude Code から WordPress に記事を下書き投稿する まとめ
手順
1. アプリケーションパスワードを発行する(私が管理画面で行う)
アプリケーションパスワードは、プログラムが WordPress にログインするための専用のパスワードです。WordPress 5.6 から標準で使えます。
- 管理画面の「ユーザー」→「プロフィール」を開く
- いちばん下の「アプリケーションパスワード」に、
claude-code-localのような名前を入れて追加する - 表示された文字列を控える(あとから再表示はできません)
用途が分かる名前にしておくと、不要になったときに取り消しやすくなります。
2. パソコンの環境変数に保存する
文字列は、チャットにもファイルにも貼らず、Windows の環境変数(ユーザー設定)に入れました。ユーザー名とあわせて2つです。
TUNELIFE_WP_USER(WordPress のユーザー名)TUNELIFE_WP_APP_PASSWORD(アプリケーションパスワード)
こうしておくと、Claude が作るスクリプトは環境変数から読むだけになり、パスワードそのものを Claude に見せずに済みます。
3. 下書きで試す
次の順に、Claude に試してもらいました。
- 記事の一覧の読み取り
- テスト用の下書きを1件作る
- 下書きの中身を更新する
- ゴミ箱に移す
どれも問題なく動きました。記事の作成は、/wp-json/wp/v2/posts に、status(記事の状態)を draft(下書き)にして送るだけです。publish にすると公開になります。
Claude の安全確認で止まったもの
Claude Code には、危なそうな操作を自動で止める確認があります。この作業では、次の違いがありました。
| 操作 | 結果 |
|---|---|
| 下書きの作成・更新 | 通った |
| 設定画面の変更(私が許可した内容) | 通った |
| ブラウザ操作でのカスタマイザーの「公開」ボタン | 止まった |
| 公開中の記事の書き換え(ブラウザ操作) | 止まった |
止まった作業は、準備までを Claude が行い、最後の操作を私が行いました。たとえば、公開中の記事の一部を書き換える作業は、Claude が書いたスクリプトを私が実行しました。
最初からこう頼めばよかった
アプリケーションパスワードの発行だけは管理画面での操作なので、人がやります。そのあとは、次の文で Claude に任せられます。
WordPress に記事を下書きとして送れるようにしたいです。次の条件で進めてください。
- WordPress 標準の REST API を使ってください
- 認証は、アプリケーションパスワードを使います。発行は私が管理画面で行います
- ユーザー名とパスワードは、Windows の環境変数 WP_USER と WP_APP_PASSWORD から読み取ってください。値をチャットやファイルに書かないでください
- 最初は、記事の一覧の読み取りだけ試してください
- 次に、テスト用の下書きを1件作り、内容を更新して、ゴミ箱に移してください
- 記事の状態は、必ず draft にしてください。公開(publish)は、私が指示したときだけ行ってください
- 公開中の記事の書き換えは、先に対象と変更内容を私に見せてください
注意すること
- アプリケーションパスワードは、そのユーザーの管理者権限と同じことができます。チャット・GitHub・メモに貼らないでください
- 不要になったら、管理画面の同じ場所で取り消せます
- 公開中の記事を書き換える前には、元の内容を控えとして保存しておくと安心です
前回:WordPress の MCP では記事を書けなかったので、REST API にしました
出典と確認日
- WordPress REST API ハンドブック 記事の作成と
statusの値:https://developer.wordpress.org/rest-api/reference/posts/(2026年10月15日確認) - アプリケーションパスワードの連携ガイド(WordPress 5.6 で標準搭載、HTTPS で Basic 認証):https://make.wordpress.org/core/2020/11/05/application-passwords-integration-guide/(2026年10月15日確認)

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