Claude Code に手伝ってもらい、視聴者のコメントに声で返事をする AI VTuber(AIが中身のバーチャル配信者)を作りました。キャラクターは、オリジナルの「ATW」です。丁寧な敬語で話しますが、少し腹の底が見えない謎めいた性格にしています。
このシリーズでは、手順ごとに「① 私が出した指示」と「② Claude Code がしたこと」を並べ、使ったプログラムも載せます。指示の文は、実際に送った文を読みやすく整えたものです。
キャラクターの名前は、作り始めたときは「ゼロス」でしたが、あとで「ATW」(読みは「あとぅ」)に変えました。この記事の指示の文は、名前を ATW に直してあります。プログラムが黒い画面に出す文字(「ゼロスBot接続完了」など)は、作ったときのまま「ゼロス」と表示されます。
作ったもの
Twitch のチャットにコメントが書かれると、AI が返事を考え、声で読み上げ、立ち絵の口が動きます。その画面を OBS(配信ソフト)で Twitch に流します。
| 段階 | 使ったもの | 役割 |
|---|---|---|
| 1. 会話 | Amazon Bedrock の Claude Sonnet 4.6 | 返事の文を考える |
| 2. 声 | VOICEVOX(無料の読み上げソフト)のずんだもん | 返事を声にする |
| 3. 立ち絵 | 自作の HTML(仮の絵) | しゃべっている間だけ口を動かす |
| 4. 配信 | OBS | 立ち絵と声を Twitch に流す |
| 5. チャット | twitchio(Python から Twitch のチャットを読む部品)v2.10.0 | コメントを受け取って 1 に渡す |
プログラムは Python で、すべて Claude Code に書いてもらいました。私が自分で書いたコードはありません。
進め方:1段階ずつ、結果を見て次へ
5つを一度に作らせると、どこで止まったのか分からなくなります。そこで、作業を段階に分け、毎回こう頼みました。
作業引き継ぎ.md を読んで、AI VTuber「ATW」の続きをやって。
まず今どこまで進んでいるかを短く報告して、次にやることを説明して、私の OK を待って。
1段階終わるごとに結果を見せて止まって。配信はしない。
作業引き継ぎ.md は、Claude Code に書いてもらった進み具合のメモです。会話を新しくしても(モデルを変えても)、このファイルを読ませれば続きから始められます。
読む順番
手順ごとに「① 私が出した指示」「② Claude Code がしたこと」と、使ったプログラムを載せています。長くなるので、3本に分けました。
- AI VTuber の部品を作る:会話・声・立ち絵・OBS を Claude Code に頼んだ指示と手順(手順1〜4:会話、声、立ち絵、OBS)
- AI VTuber を Twitch につなぐ:配信とチャット返答を Claude Code に頼んだ指示と手順(手順5〜9:Twitch への配信、チャットの読み取りと返事、動作の確認、チャット欄)
- AI VTuber の起動を自動にする:Claude Code に頼んだ指示と毎回の起動手順(手順10:起動の自動化、毎回の起動手順、困ったとき)
秘密の文字列の扱い
最初の引き継ぎメモには、Twitch のトークンがそのまま書いてありました。手順書やメモをブログに貼ったり人に見せたりすると、他人にボットを操作されるおそれがあります。そこで、手順書をまとめてもらうときは、次のように頼むと安全です。
毎回の起動手順を、初心者向けの手順書にまとめてください。
起動の順番、どこ(どの画面)で何を入力するか、成功したときの表示、困ったときの見るところを書いてください。
トークンなどの秘密の文字列は手順書に書かず、別のファイルから読み込む形にしてください。
配信で VOICEVOX の声を使うとき
ずんだもんの声を配信や動画で使うときは、「VOICEVOX:ずんだもん」のようなクレジット表記が必要です。配信の説明欄など、見た人が分かる場所に書きます。
出典(確認日:2026-10-18)
- ずんだもんの音声の利用規約(クレジット表記):https://zunko.jp/con_ongen_kiyaku.html
- Twitch のトークンの確かめ方(validate):https://dev.twitch.tv/docs/authentication/validate-tokens/

コメント