Claude を毎日使っていると、気になってくるのが使用量です。使用量とは、Claude がどれだけ文章を読んだり書いたりしたかの量のことで、トークン(文章を細かく区切った単位)で数えます。有料プランにも上限があり、使いすぎるとしばらく使えなくなります。
実際に使ってみて、使用量について分かったことが2つあります。
- 同じ作業でも、チャットより、自分の PC の Claude Code のほうが使用量が少ない
- 1回の会話が長くなると、使用量が雪だるま式に増える
前提:使っているプラン
- プラン:Pro プラン(月 20 ドル)
- モデル:Opus 5.5(Claude の中でも性能が高いモデル)
Pro プランでは、チャット(claude.ai)と Claude Code で、同じ使用量の枠を分け合っています。チャットで使いすぎると、Claude Code も使えなくなります。
Opus 5.5 は使用量が多めのモデルですが、普段の使い方なら、Pro プランでもそれほど困ることはありませんでした。困ったのは、このあと書く「長い会話」のときだけです。
分かったこと1:ローカルのほうが少ない
同じような Excel の編集作業を、2つの方法で頼んで比べました。どちらも Opus 5.5 です。
| 方法 | 使用量 |
|---|---|
| 自分の PC の Claude Code(ローカル) | 少ない(基準) |
| チャット(claude.ai) | およそ 2〜3 倍 |
チャットのほうが、はっきり多く使っていました。Excel のようなファイルを扱う作業は、自分の PC の Claude Code に頼むのがおすすめです。
クラウドの Claude Code は?
Claude Code は、自分の PC だけでなく、クラウド(Anthropic のサーバー)でも動かせます。クラウドとローカルの使用量の差は、まだ比べられていません。感覚としては、クラウドのほうが多く使っている気がします。分かったら、この記事に追記します。
分かったこと2:長い会話は使用量が増える
困ったのは、1回の会話(チャット)で長く作業したときです。会話の量が およそ 20k トークン(2万トークン)までなら、問題はありませんでした。それを超えて作業を続けると、使用量がどんどん増えていきました。
理由は、Claude のしくみにあります。Claude は、こちらが何か頼むたびに、それまでの会話をまるごと読み直してから答えます。
- 会話が短いうちは、読み直す量も少ない
- 会話が長くなると、ひと言頼むだけでも、長い会話を全部読み直す
- その「読み直し」が、頼むたびに積み重なる
だから、会話が長くなるほど、1回ごとの使用量がふくらみ、雪だるま式に増えていきます。
対策:会話を短く区切る
いちばん効くのは、作業がひと区切りついたら、新しい会話に切り替えることです。
1. 会話の量を見えるようにする
今どれくらい会話がたまっているかは、Claude Code で次のコマンドを打つと確認できます。
| コマンド | 分かること |
|---|---|
/context | 今の会話が、どれくらいの量になっているか |
/usage | プランの使用量を、どれくらい使ったか |
毎回打つのが面倒なら、画面の下に常に表示しておくと便利です。やり方は「ステータスライン」の記事で紹介しています。
2. 区切る前に、要点をまとめてもらう
新しい会話にすると、それまでの内容は Claude から見えなくなります。続きの作業があるときは、先に要点をまとめてもらいます。
ここまでの作業を、新しい会話に引き継ぐためのメモにまとめてください。
- やったこと
- 残っている作業
- 作業しているファイルの場所
- 決めたこと・注意点
新しい会話にそのまま貼れるように、短く書いてください。
3. 新しい会話にする
Claude Code では /clear と打つと、会話がリセットされます。/clear 自体は使用量を使いません。そのあと、さきほどのメモを貼り付けて、作業を続けます。
似たコマンドに /compact(会話を要約して短くする)もあります。ただし、要約するために長い会話を全部読むので、それ自体が大きな使用量になります。区切りのよいところで /clear するほうが、使用量は少なくてすみます。
まとめ
- ファイルを扱う作業は、自分の PC の Claude Code で。チャットより使用量が少なかった(およそ 2〜3 分の 1)。
- 会話は短く区切る。およそ 20k トークンを超えたら、要点をまとめてもらって
/clear。 - Pro プランでも十分使える。長い会話にさえ気をつければ、Opus 5.5 でも困ることは少なかった。
皆さんも、会話の長さに気をつけながら使ってみてください。

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